『亮』です。
ホントは、『美以瑠』と<一日交代>でやっていきたかったので、
今日は、『美以瑠』に代わって欲しかったのだが、
27日(火)、母親に 現状を説明したストレスで、ダウン。
それから、回復しない。
俺は、精神の不調から来る身体の不調に 悩まされすぎて、
もはや、風呂や、用足しや、下着の悩みなど、
命が脅かされそうな危機に比べたら、気にもならなくなって、普通にこなしていた。
(殆ど身体が 無意識にやってくれるし。)
後は‥‥‥今日、『支援センター』は 正月休みに入っていたけど、担当さんに、
「精神的に、凄く調子悪いです。
来年開所したら、電話下さい。」
的な事を書いて送っておいた。
SMSは、<送信予約>できないから、覚えているうちに、送っておきたかったからだ。
というのも、今後『さち』には、家族には会わせない方向に持っていく事にしたのだが、
(無駄に 気を使って、また精神病を 悪化させるから)
それだと、「完全に一人の生活」になってしまうので、
滞っていた『B型事業所』の話を含めて、早めに相談しておこうと思ったのだ。
『さち』も含めて 全員、【アスペルガー】の気質のせいか、
<なるべく一人でいる事が落ち着く>
のだが、
やはり「一生誰とも話さず関わらず一人」だと、気が狂いそうになるのだ。
どうやら これは、「群れで暮らす動物」(特に頭のいい動物)には、皆備わっている本能らしく、
「完全に一人(一匹)」でいると、【不安障害】になってしまうらしい。
人間に一番近い「チンパンジー」でさえ、動物園で単独飼いをしていると、そうなるそうだ。
※数年前に『とべ動物園』は「チンパンジー舎」を改装して、<多頭飼育>に適した檻になった。
というワケで、俺達『頭の中の人達』全員の精神の健康の為に、
『B型事業所』がピッタリと考えたのだ。
実は、もう半年以上も前から、この話は始まっていたのに、なかなか進まなかったのは、
『さち』が、一番行きやすい「家から一番近い所」に決めて、
見学に行ったり、体験の予約を入れていたにも関わらず(この日は、風邪で延期になった)、
「作業内容がつまらなすぎて、行く気にならない」
と、結局やめて、
「遠くても、やりがいのある所がいい!」
と言い出したから、振り出しに戻ったのだ。
見学や体験は、どうしても「支援センターの担当さんと一緒に」という条件なので、
なかなか日時が取れず、今年は、予約すら入れられなかった。
しかし、『さち』が行きたいと言っていた所は、
「手芸や工作」をする所で、子供の頃から そういうのが大得意な『さち』はいいのだが、
今、こういう状況になっている以上、この先
「俺たちの中の誰が通うのか?」
というのが、重要な問題になってしまったのだ。
というのも、『美以瑠』も、俺『亮』も、「手芸や工作、絵を描く事」すらできない。
やり方は『さち』のを見て知っているのだが、
本当に「知っているだけ」で、やった事はないし、おまけに興味が全然ない。
だから、もう一度頼んで、「行きやすい近所のB型」にしてもらおうかと 思っているのだ。
作業内容は、本当に簡単で、「昆布の袋詰め」とか、「製品のシール貼り」とからしい。
凄く単純で つまらない仕事である事は、重々承知はしているのだが、
俺達3人の誰でも通えて、できる仕事である事は、間違いないのである。
そこそこ成績も良く、昔から 手先が器用で、芸術関係は得意だった『さち』からすれば、
「プライドが傷つく程の軽作業すぎる軽作業」
なワケだが、
もう、精神的な元気さが余りない現実を 分かってもらうしかない。
現に家では、百均で買ってきた「スケッチブック」や、「色鉛筆」などが沢山あるが、
「今度こそは」と、意気揚々と買って来ては、
家に帰ると、
「描けない‥‥‥」
と、悔し泣きするのである。
ただ、『絵』は、いくつになっても描けるものなので、
今は、十分に休んだり、
淋しくならない程度の、外での交流を持ちながら、
今は、理解して、協力して欲しいのである。
絶対、また、大好きな絵を描けるようにしてあげるから。