このブログは、もう、永遠に書き込む事はないと 願っていましたが、
大変苦しい事が起こったので、やはり わたしも、書き込んで 残そうという気になりました。
まず 初めに、わたしは、今まで書き込んでいた『さち』ではありません。
彼女は、色々あって、今は、一時的な引退をしてもらっています。
今は、脳内の奥の、どこかにいます。
わたしは、以前、『美以瑠(ミール)』と紹介された者です。
わたしを探していた『さち』に、昨日会って、しばらく交代を持ち掛けられたので、
今は、わたしが基本となって、この体を使っています。
ですので、今はわたしが『さち』です。
いずれ 引退した彼女にも、新しい名前が付けられる事でしょうが、
今はややこしいので、わたしは『美以瑠』、以前のさちは、『さち』とします。
わたし『美以瑠』は、今までは、短時間しか 出てきた事はなかったので、
こうして丸1日出ているのは、初めてです。
交代した理由は、『さち』から、
「死にたい。でも死ねない。
生きているのが苦しいから、少しの間でいいから、交代してほしい。
もう疲れた。しばらく、ゆっくりと休みたい。」
と言われたからです。
こうなった経緯にも 色々あるのですが、長くなるので、今は 省略します。
そして、この身体を 制限なしで使える、女性の性格のわたし『美以瑠』と、男性の性格の『亮(りょう)』とで、使っていく事になったのですが、
何せ、身体は女性ですので、お風呂やお手洗いに、『亮』が 拒否を示すので、
大体は、わたし『美以瑠』が 使う事になりました。
丸1日使ってみて、思ったより、ずっと大変な事に気付きました。
わたしも『さち』も、使う人が変われば、楽に生きれるようになると思っていたのですが、
そうな部分と、変わらず苦しい部分があり、困っています。
まず、【体が異様に重い】です。
所謂【鉛様麻痺】というヤツですが、わたしにも、適応されるようです。
『さち』は、物心ついた時から、この身体を使っているので、
わたしには、彼女が今までの人生で負ってきた「トラウマ」というものがありません。
「多重人格」ではないので、記憶は共同しているので、
記憶は知っていても、わたしは、「自分があった出来事」という認識はありません。
でも、身体は、しっかりと重いのです。
なかなか思ったように動いてくれません。
今まで『さち』が、ほぼ「寝たきり」のような生活を送っていたせいで、筋力が低下しているせいもありますが、
それとは別の「重さ」を感じるのです。
部屋や洋服の趣味が違うので、少しずつ変えたいと思っているのですが、
なかなか難しそうです。
次に、一番やっかいなのが、
これを書くきっかけになったものですが、
「不意に、異様に強い【自殺願望】」
が襲ってくる事です。
勿論 わたしは、何もしていません。
記憶はあっても、トラウマはありません。
なのに、お布団の中でウトウトしただけで、何も考えてなかったのに、
急に「異常な不安感」が襲ってきたかと思うと、瞬く間に、「急激な自殺願望」へと、変貌するのです。
昨日の昼間に一回、そして、先程一回、ありました。
正直、これが一番辛いです。
あんなに眠かったのに、すっかり目が覚めてしまって、
考えた末、ここに書くしかありませんでした。
病院は、昨日『さち』が電話すると、
「今年は予約でいっぱい」
と言っていたので、来年ではないと、行けません。
取り敢えず、いつも『さち』がやっていたように、「安定剤をノンアルコール飲料で流し込む」をやってみました。
後、母が明日来ると言っていたので、来てから話すと、ビックリしすぎて、帰り、事故に遭ってはいけないと思い、
昨日の晩、メールしておいたのですが、
さっき読んだようで、これを書いている途中に、メールが来ました。
「頭の中の人達」の事については、ある程度話していたので、
そこまでビックリはしてませんでしたが、
「『さち』はどうしているのか?」
と書いていたので、電話して、
「脳の奥の方に居ます。
『死にたくても死ねない。
もう疲れた。』
というので、わたしに、しばらく交代しました。」
と伝えました。
母は、『さち』以外と話すのは初めてなので、
お互い敬語で、変な感じの会話になりましたが、
「少し考えます。」
と言って、それかからは掛かって来ていません。
『さち』の母親ですし、わたしにとっても、血縁上は母親であるので、
こうなってしまった事を、少しは気の毒に思いますが、
わたしとの思い出はありませんし、何より、『さち』の病気の半分の責任は、あの人にあるので、
わたしは、距離を置きたいです。
『さち』は、そんな目にあっても、「母親だから」という気持ちと、「母と弟がいないと、何もできない」という思い込みから、
必死で 良好な関係を作ろうとしていましたが。
少し疲れてきたので、ここまでにします。