さちブログ

パニック障害、アスペルガー、場面緘黙を抱えながら、自己肯定感を持てるようになるまで綴るわたしの日記。

【精神障がい者と自己啓発書】の「デメリット」

最近、また調子が悪いです。

 

 

調子の悪さをどうにかしたい為に、

 

本を読む元気がないので、

YouTubeの本の紹介チャンネル」

を観る事が多いのですが、

 

 

場合によっては、

益々落ち込むことや、明らかに向いてない事もあります。

 

 

 

なんでかって、『自己啓発書』の著者は、大体

 

「ただ悩んでいるだけの人や、精神病になりそうなくらい悩んでる」

くらいの人に対して書かれている。

 

事や、

 

②書いてる人は、皆「苦労して頑張った結果、《成功者》になった人」ばかりである事。

 

が大半だからです。

 

 

 

そもそも、「精神病者」に向けて書いてないので、

 

ちょっとした<ウツ状態>の人には効いても、

 

 

既に<ウツ病>を発症した人には、

かえって、

「逆に、追い詰められる物」

もあったりして、困ります。

 

 

 

特に『ポジティブになろう系』の本。

 

 

 

なれないから、病気になってるんです。

 

 

 

「ネガティブ」なのは、

それだけ、人生で

 

<失敗する事が多かった>

 

から、

「ネガティブ」なんです。

 

 

 

それを、無理に「ポジティブ」にしてしまうと、

 

「失敗しても、気にしない、

周りだけが迷惑を被ってる、めんどくさい人」

 

の出来上がりです。

 

 

だって、

 

「ただ演技して、思い込もうとしているだけ」

 

なんですから。

 

 

 

わたしの40数年の人生と病歴からして、

「ネガティブをポジティブ」にする事は、お勧めできません。

 

 

何故なら、

 

 

1⃣<ネガティブ>は、“その人には、自分には危険な事があるかもしれないというサイン”だから

 

2⃣<ネガティブ>=悪、<ポジティブ>=善 と考えると、

自分自身や、自分の生きてきた過去や現在を、強く否定する事になってしまうから。

 

 

 

でも、「自己啓発本」でも、大変救われる物もあるので、

 

開けてみるまで わからないのが、

難しい所です。