さちブログ

パニック障害、アスペルガー、場面緘黙を抱えながら、自己肯定感を持てるようになるまで綴るわたしの日記。

【ホメオスタシス】の話。

前に「自己肯定感を身に付ける為に、まず、【継続力】を身に付ける」と書きましたが、なかなか進んでいません。

何故なら、ここ数年、本が‥というか、文字を読むと疲れて、読めないようになったからです。

(流石に自分で書いたものは読めます。)

 

小さい頃から「読書家」で、漫画に出会うまでは、将来の夢は「小説家」でした。

‥何か、悔しいです。

 

でも、一度読んだことのある本なら、どうにか読めるので、昔買った

 

30日で人生を変える「続ける」習慣】(著者:古川武士さん)

 

の「最初の方」は読み終えたので、ザっと計画を立ててみました。

 

 

まず【継続】するのに必要なのは、【習慣化】してしまう事だそうです。

この本にも 例のごとく<歯を磨くように無意識にできるよう>と書かれてありますが、わたしは、ウツ状態が酷い時には、それすら困難です。

ですが、「過去、できてた自分」を思い出す事で、乗り切れました。

 

次に【習慣化】するには、必ず『ホメオスタシス(生体恒常性)』という邪魔が入るので、これを どうにかして乗り越える必要があるそうです。

 

ホメオスタシス(生体恒常性)』とは、わたしたちの体に備わった、「環境や体内などの変化(ストレス)に対して、体の状態を一定に保とうとする働き」だそうで、本来なら、生きる為に大切な働きです。

例)体温を一定に保つ(暑いと、汗をかいて、体の温度を下げ、寒いと、体を震わせて、体の温度を上げる)

 

この『ホメオスタシス』というのは、「自律神経」、「内分泌」、「免疫」という、トリオによって作れられのですが、こいつらは、<心配性の超保守派>という性質も持っています。

 

要は、<新しい事を始めようとする度に、「ちょっと、それ、考えようか」と、止めに来る>のです。

 

確かに、人間、他人の意見を聞く度に、コロコロ考え方を変えて、やったり、やめたりするのも、場合によっては 死に直結するので、仕方ないかと思います。ある意味、安全策です。

 

なのに、脳の命令を、一切受け付けません。

 

何故なら、この『ホメオスタシス』というのは、脳の命令で動いてる奴らではないので、脳の命令が届かないのです。

自分の健康の為にやる「ダイエット」が挫折するのも、こいつらの『ホメオスタシス』のせいです。

 

そして、脳の命令を受け付けないという事は、やめさせる事はできません。

ずっと繰り出される『ホメオスタシス』に対して、【継続】という方法で抗い続けなければなりません。苦しいです。

 

しかし、ある程度経つと、「なんか、大丈夫そうだし、もういっか」と安心して、やめてくれます。

これが【習慣化】できたという事です。

もう、『ホメオスタシス』が出ないので、後は「無意識に」できるようになります。

 

しかし、途中で負けると「挫折」となり、それが三日間なら、「三日坊主」の称号を与えられます。

 

 

ホメオスタシス』の話はここまでで、次に、<習慣化するのに必要な日数>です。

トリオ達が、「安全そうだし、もういっか。」とやめてくれる日数です。

これは、やる内容によって、定着する期間が、大きく違うそうです。

 

<習慣化するのに必要な日数>

[行動習慣]‥1ヶ月 例)勉強、日記、片付け、節約、家計簿

[身体習慣]‥3ヶ月 例)ダイエット、運動、早起き、禁煙、筋トレ

[思考習慣]‥6ヶ月 例)ポジティブ思考に変える

 

わたしが叶えたいのは「自己肯定感を高める」なので、「6ヶ月」毎日続けないと定着しないという事になります。

 

これ、読んだ時に思いました。

 

「うん。無理。(ハードルが高すぎる)」

 

「ご飯を炊飯器で炊く」のも できなくなった わたしには、オリンピックで金メダルを取るより、難しそうです。

というワケで、まずは「1ヶ月」のを積み重ねて、「続ける練習」をする所から、始めていこうと思います。