「大人になったら、
叱ってくれた親の事を感謝するようになる」
とか言うけど、
なんやろ・・・
一緒におる年月が長くなる程、
怒りや憎しみが増してくるのは、
わたしだけかな・・・・・・
ふと、洗濯物を下ろしてた時に、
「もう乾くなんて、
すっかり春やなあ」
て思ってたら、
洗濯物がすぐ乾く
↓
春を感じる
↓
晩に作ったオカズを、鍋に入れっぱなしにしてたら、
場合によっては、腐る。
↓
炊き込みご飯が、腐りやすい
で、
子供の時の記憶を思い出した・・・
～～～
春、
小学校に行く前、
炊き込みご飯が大好きなわたしは、
昨日の残りの炊き込みご飯を食べようと、
ルンルンで 炊飯器を開けたら、
めっちゃ、糸引いてた・・・・・・
ここまでは、よくある失敗の笑い話として、
年取ったら、母娘で話せるんやろうけど、
そん時、悲しすぎたわたしは、
高ぶってた気持ちが切り替えできず、
※今思えば、「アスペルガー」的な性質から？
腐った炊き込みご飯を、ただただ見て、
ほろほろと、大粒の涙を流しながら、
突っ立ってた。
何も言わないが、
泣きながら、その場に立ち続けるわたしを見て、母は、
「腐ったもんはしょうがないやろ！！」
と、頭ごなしに怒鳴り付けて、
サッサと朝食の準備に戻っていった。
後に、母に聞いた話によると、
「離婚して、
働きながら、家事もして、子育てもして、
両親も亡くなって、
不安ながらも、一生懸命、やれる事をやってて、
精神に余裕がなかった」
「黙って泣き続けるわたしを見て、
『お母さんがちゃんとしてなかったから、
大好きな炊き込みご飯が食べれなくなった。』
という、無言の反抗の意思だと思って、
朝で、弟もいるのに、
余計余裕がなかったので、
イライラして、怒鳴ってしまった。」
との事だった。
「炊き込みご飯」に限らず、
大体の事は、そうだったらしい、
わたし、
何も 言っとらんがな。
なんでわたし、
母ちゃんの中で、
「母の苦労も分からない子供」
「母を労る優しさがない子供」
って位置付けになってるん？
普段、そんなトコ、
微塵も見せた事、ないやろ。
てか、引き取ってくれた母の事、
※向こうは、祖母公認の愛人がいたのと、
「この子だけは無理だから、頼むから連れて帰ってくれ」
と言われたらしい
働きながら、一生懸命、わたしらの世話をしたり、
学校行事にも来てくれてた事に、
感謝していたので、
「文句を言ってはダメだ」
と我慢した結果、
我慢できなかった悲しみが、涙になって、溢れ出て、止まらなかっただけやし。
涙は、
勝手に出せんし、
勝手に止めれん。
できたら、子役なれるし。
わたしのせいやない。
やのに、
勝手に、人の心を推察して、
勝手に、それが真実だと断定して、
勝手に、イライラして、
勝手に、怒鳴らんでくれ。
炊き込みご飯以上に、わたしは、再び、傷付いたんや。
あ、
だから、泣きながら、新しく作り直された朝食を食べてたわたしに、
「まだ泣きよるん、しつこいね！！」
と、追撃してきたんは、
その為やったんか。
わたしの頭の中では、
「炊き込みご飯、腐ったって、悲しいんやね。
大丈夫よ
また作ってあげるけんね」
といって、背中をさすってくれるくらいの反応を待ってたんだが。
(それくらい、ショックで、
気持ちの切り替えができなかった。)
こういうのが、４５年も続いたら、
何かする度に、「フラッシュバック」して、
凄く辛い。
※「アスペルガー」の「フラッシュバック」は、
まるで「タイムマシンに乗って、過去に行って、経験して、戻ってきたくらい鮮明」らしい。
確かに鮮明だが、定型発達の人のフラッシュバックが分からないので、比較できない。
～～～
そして、
母と縁を切って、１ヶ月。
結局、居なくても、電話で話さなくても、
「フラッシュバック」で、ごちゃごちゃ言ってくるので、
その度に、興奮して、動悸がして、
安定剤、服用してるので、
真相を知ったからといっても、
未だに、憎しみが消えない。
(どうしたもんだか)
