最近、「辛くて、苦しくて、泣きたいのに、涙が出そうで出ない。」という状況が続いてる事に気付きました。
完全な『ウツ状態』です。
幼い頃から、他人からしたら「ちょっとした くだらない事」で、よく泣く子で、
大人になってからも変わらず、初老を迎えても、「感動した」だの、「可笑しくて、涙が止まらない」だのと、なにかにつけて、涙を流している大人になっていました。
そんなわたしにも「絶対に泣けない」時があって、それが『ウツ状態』の時です。
「苦しい」のや「悲しい」のは勿論、「感動」しても「可笑し」くても、<グッ>と、目の奥で、何かがせき止めている奇妙な感じがあって、涙が出てきません。
正直、気持ち悪いです。
この「出そうなのに出ない」状態が、ますますイライラして、余計、自律神経が乱れます。
心当たりを探してみたら、どうも、小さなイライラが、積りに積もったヤツみたいでした。
しかし、一つ一つ解決していく精神力は、今のわたしにはないので、
「まあ、ここは、『泣ける曲』で、強制的に涙を出そう。」
と、強行手段を取る事にしました。
ゲーム「うみねこのなく頃に 散」の最終章「EP8」のエンディングで流れる曲
『志方あきこ』 さんの【白夢の繭】
です。
これは推理ゲームなので、ネタバレしすぎないように、歌詞だけ見ても、「なんのこっちゃ?」となる歌詞にしてあります。
※歌詞は全て「イタリア語」です。
最後までゲームを終えて、真相に辿り着いた人のみが、号泣する仕掛けになっています。
「あのシーンで、敢えてその歌詞を歌うのか!」
「最後の話の最後の『ネタバレ』した曲で、敢えて最初の話の、『謎掛け』をしたオープニングを歌っていた人を起用するのか!」
という、グッとくる演出もきます。
後、漫画「ブラックチャンネル」の<EP0>の、
ネタバレしすぎないよう言うと、「Bさま」と「悪魔さん」が、“ある場所” に一緒に落ちていくシーンがあるのですが、
わたしの脳内では、一瞬にして この曲がバックに流れました。
(意味的に合わない所も多いのですが、そこは「イタリア語歌詞」なので‥)
泣きすぎて、目が腫れて、翌日、うちに届け物に来た母親に、本気で心配されました。
(話自体も、めちゃめちゃ泣ける話だったので‥‥)