さちブログ

パニック障害、アスペルガー、場面緘黙を抱えながら、自己肯定感を持てるようになるまで綴るわたしの日記。

アスペの人の、悩みの解決法。(漫画化を利用する)

昨日、母に 電話で相談してたら、

 

「最近、急にわたしの言ってる事が、分かってくれるようになった。」

 

と言われました。

 

 

わたしは、『アスペルガー』で、

問題に対して、解決を得ても、それが、斜め上の解答になってる事も少なくないし、

 

精神状態が悪い時は、判断力も鈍るので、

※でも、自分で気付けない

 

一応、実行する前に、家族に電話して、

おかしい事を言ってないか、確認する事にしています。

※一人暮らしです。

 

 

 

そして、いつものように、電話で、悩み相談をしていた時の 会話だったのですが、

 

その母の言葉で 思い当たるのは、

ついこないだ、『季節の変わり目ウツ』で苦しんだ1ヶ月間、

 

ほぼ、何もできないけど、苦しすぎて、

何とか 解決策を得ようと、

YouTubeの書籍紹介チャンネル

で、「自己啓発的な本」のばかり 観てた事です。

 

文字なんて、読める状態ではなかったので。

 

 

その中で、

フェルミ漫画大学】

というのが、「絵付き、声付き」形式で、

 

大体18分くらいと、調子の悪い時には、長すぎる時間だったのですが、

 

 

まあ、実際、本を読むのに比べたら、遥かに短時間で済むというので、

ちょっと元気がある時は、布団で横になりながら観てました。

 

 

これが、何で良かったかと思ったかというと、

「漫画大学」という通り、《絵でも、分かりやすく説明してくれている》のです。

 

 

何かの「アスペルガー」についての本で、読んだ事があるのですが、

 

アスペルガーには、絵で視覚的に伝えた方が、分かりやすい」

 

と書かれていて、「確かに。」と納得した覚えがあります。

 

 

小説だと、主人公の気持ちとか、分かってないらしくて、

国語のテストで、いつも、選択式の解答であるにも関わらず、大抵「✕」をもらっていて、

 

「人の気持なんか分かるか!

こんなもん、テストに出すな!

作者も、気持ちをちゃんと書いとけ!」

 

と、いつも憤慨してた記憶があります。

 

 

 

で、何故「文字ばかりの書籍を、絵付きにすると、アスペルガーには、分かり易い」のかというと、

これは、あくまでも、わたしの想像なのですが、

 

アスペルガーの人の想像力は、斜めすぎて、

言葉だけでは、誤解が生じる事があるから。」

 

だと思います。

 

 

特に、日本人は、「察しろ」、「空気読め」的な会話も多いですが、

日本語からしても、そういう表現も多いので、

アスペルガー」の人は、混乱する事も多いと思います。

 

わたしが そうなんで。

多民族国家や、大陸で、外国人との交流が盛んな国は、会話も言葉も、細かい事まで、ハッキリ伝える傾向があります。

 

 

 

これで思い出すのは、

母は、父と離婚してから、わたしが男性に失敗しないように、

 

「女は、言われなくても、察して動きなさい。」

 

と言い続けて、教育してくれた事です。

(凄い昭和の男性に対する 教育です。)

 

 

その思いやりは、大変ありがたがったのですが、

わたしの〈察し方〉は、時々、斜め上を行くものでした。

 

 

特に、分かり辛かったのが、

 

「自分がしてほしい事を、人にしてあげなさい。

自分がして欲しくない事は、人にしてはいけない。」

 

という、子供によく言うセリフです。

 

 

 

察して、空気を読んだ (つもりの) わたしは、

 

 

母が疲れて、ため息をつきながら洗い物をしていたら、

気を利かして、話し掛けずに、静寂と、作業に集中できる時間を与えてあげました。

 

 

結果、急に台所から帰ってきて、

 

「どうしてあんたは、

『お母さん、疲れてるんやね。手伝おうか?』

って言わんのよ!」

 

と、怒鳴られました。

 

 

凄く理不尽だと思いました。

 

 

 

これ系のエピソード、上げてったらキリがないので、これくらいにしておきますが、

あと、もう一つ、よく言われたのが、

 

「子供でも分かるような、単純な(人間関係や精神的な)悩みを、

物凄く難解や複雑に考えている上、

難しい言葉を使って、まくし立ててくる」

 

です。

 

 

わたしとしては、普通に 分からない悩みを、普通に 分かり易く説明してるつもりなのですが、

母からすると、

 

「頭がいいのか、悪いのか、分からなくて、混乱する。」

 

「こんな子供みたいな悩みや、普通の人とは思えない思考言って、からかってきてるのか?」

 

と、大混乱だったそうです。

 

 

 

そういえば、アスペルガーの本に、

 

アスペルガーの人は、やたら難しい単語を使って、説明しようとする人がいる。」

 

と書かれたものがあったのを覚えています。

(どの本か忘れたましたけど)

 

 

わたしからすると、

真剣に悩みを相談を相談してるのに、

「冗談やろ?」

とか、

「本気?」

とか言われて、

 

「こっちは真剣に悩んでるのに、軽くとるな!」

とか、

「ウソをつくなと教えてられて、ちゃんと守ってるのに、ウソをついてるとか、何事だ!」

と、最初は憤慨するのですが、

 

 

しかし、基本、自己肯定感が低いから、

冷静になったら、

 

「わたしの、伝え方が悪いんだ。」

 

と思い、反省して、

 

専門分野の本を読んで、どう読者に分かり易く伝えてるか勉強して、

「次の会話でいかそう」

と思うのですが、

 

何か、それが逆に、また複雑に分かりにくくしているらしいです。

 

 

でも、結局、一番は、

45歳になるまで、『アスペルガー』も『パニック障害』も、信じてもらえなかった事なんですけどね‥‥‥

 

(今は、ずっと、

 

「健康で、生きてさえいてくれれば(自殺しなけば)、好きなように生きていい。」

 

と言っています。)