さちブログ

パニック障害、アスペルガー、場面緘黙を抱えながら、自己肯定感を持てるようになるまで綴るわたしの日記。

「風邪」から始まって、「金属アレルギー」を経て、「偏見」に至る話。

木曜日、コロナの予防接種日、風邪を引いて、あれから治りません。

 

熱は、金曜日から出てないのですが、体全体が、金属アレルギーになったみたいにヒリヒリするような痛みがあります。

 

 

そういえば、わたしは金属アレルギーですが、何もかもというワケでは ないみたいで、

フォーク」や「スプーン」でも、大丈夫なヤツと、一口食べた時に、舌に触れただけで、ダメなヤツとがあります。

 

外食で、ダメなヤツに当たった事はないのですが、実家では、大丈夫なヤツと、ダメなヤツがあって、

原因を探ろうとしたのですが、母が、昔安かった時に、買いだめしてたヤツらしく、

結局よく分からないし、見た目が同じようなのばかりで、見分けられないし、買おうにも、値段なのか、メーカーなのか、材質なのかわからないから、どれ買っていいかわからないし、高いの買って、ハズレたら、余計ムカつくしで、

腹が立って、それからは、一切金属のフォークやスプーンを使うのをやめました。

 

 

スープは、洋風でも、お椀に入れて、お箸で飲むか、<陶器のスプーンかレンゲ>で代用します。

ポタージュのような、お椀に張り付いて残る物は、残ったトコだけ、他のおかずの、例えばお肉だったり、キャベツだったりでかき集めて、ソース代わりに付けて、最後までいただきます

 

フォークに関しては、陶器で代用はできないので、もっぱら、お箸で食べています。

 

スプーンもフォークも、プラスチックで代用してもいいのですが、

アスペルガーで、触覚・味覚過敏があるわたしには、どうしても、プラスチックの感覚がダメで、プラスチックのコップすらダメです。

 

外食時は、流石に我慢します。でも、家には、非常用の時のスプーンしか、置いてません。

 

 

でも、ある日、コンビニでスパゲッティ買った時に、プラスチック製のフォークで食べたのですが、

 

‥‥「スパゲッティ」って、フォークで 巻いて食べた方が、圧倒的に 美味しいですね‥‥

 

「ミルクレープ」みたいな、層になって、美味しかったです。

 

でも、その為に、すぐに駄目になる、基本使い捨てのプラスチック製フォークを使いたくなくて、

お箸で何とか再現できないか、試行錯誤してみた所、

 

<お箸をフォークみたいに、クルクル回して、ほどけないうちに、一気に口に放り込めば、フォークの触感を再現できる>

と気付きました。

 

でも、お行儀的には、大変悪いので、一人暮らしで、一人で食べている時にしか、やりません。

 

 

しかし、それまでは、

「お箸って、万能だから、欧米でも使えばいいのに」

と思っていたのですが、

 

長い、スプーンやフォークの文化だからこそ生まれた、

「スプーンやフォークで食べるからこそ、美味しい!」

という料理が、わたしが知らないだけで、まだまだ あるのかもしれませんね。

 

 

ちなみに、昔「美味しんぼ」で、洋風スープをお椀で飲むみたいな話があって、そこは大変共感したのですが、

クルトンをお箸でつまんで食べる」

という描写があって、

「『クルトン』は、スープごと食ってこその、『クルトン』だろう!

せっかくお椀で食べてんだから、汁ごとすすれよ!」

と、そこだけは猛烈に反対でした。

※(手元に資料がないので、わたしの記憶違いだったら、すみません。)

 

王道のスプーン派の人には、どっちも分かり合えない、些細な話だろうと思いますが。

 

 

話を戻すと、精神障がい者になってからは、自分では、「偏見などない」と思っていたのですが、

上記の件は、「日本愛」から来たものとはいえ、

自分では気付いてないだけで、わたしには、まだまだ「偏見」があるのかもしれないと気付かされた出来事でした。

 

 

よく考えたら、今の時代、様々な情報が溢れ、

子供の頃は、無関係と思っていた、歴史で習わない国々の情報とか、Wikipediaで検索すれば、簡単に読めるし、

子供の頃習った「昭和の常識」が、「令和」の今、全く通用しない物もあったりします。

「医療」なんか、バンバン発展してて、それらを死ぬまでに網羅するのは、不可能です。

 

 

そもそも、日常で使う物でも、ありますね。

これが一番、厄介です。

 

「流行語」と思って、無視していた物が、いつの間にか、定着して、覚えてないと、テレビ見るのにも、「日本語の筈なのに、何言ってるのか分からない」状態になっていたり、

 

「家電製品」のアップグレードが、えげつなすぎて、年を取る度、

「せっかく覚えたのに、また新しいのが出るのかよ!! こっちは、年々、記憶力が低下していってんだよ!」

って、叫んでいます。

 

 

昭和の子供時代は、子供が「大人なのに知らないの~~」と言って、大人をからかったり、「目下に舐められてはいけない」という、昭和のガチ教育で育った大人が、真剣に怒ってきて、頭を思いっきり叩いてきて、子供が大泣きするという日常風景がありましたが、

 

今は、新しい事程、子供の方が、吸収が早いし、

そもそも、実の親が子供の頭を叩くのも問題になるのに、「親戚」だとか、「教師」だからとか、「離婚した親の恋人」だからという理由で、赤の他人の大人が、小学生の子供の頭を叩く当時の風潮も、大分おかしかったと思っています。(経験者談)

 

 

スッゴい話が逸れましたが、この話を書き始めた時、

「何か、今日、画面が見にくいな‥‥」

と思ったら、「眼鏡をしてなかった」というくらいには、風邪で脳の働きが低下しています。

もうしんどいので、余力は、「編集作業」(主に、誤字脱字チェック) に残しときます。