さちブログ

パニック障害、アスペルガー、場面緘黙を抱えながら、自己肯定感を持てるようになるまで綴るわたしの日記。

尊敬しすぎてたからか、未だピンときてないみたい。

 

昨日、「鳥山明」先生が亡くなったと聞いて、

ビックリしたのだけど、

 

いまいち、ピンときてないのか、

涙すら出なく、

 

 

なんなら、昨夜は、

YouTube観ながら、

 

🎵ブリング バンバン

     ブリング バンバン

     ブリング バンバン

     イェイ~~~

 

とか歌ってたら、

※アニメ「マッシュル」のOP

 

速攻で眠りにつけたくらい。

(いつもは夜、寝れない)

 

 

 

今朝になっても、こんな調子なので、

流石に、

 

「・・・・・・これは、逆に『ヤバい』ヤツなのでは?💧💧💧」

 

と心配になった。

 

 

 

何故かというと、わたし、

 

すぐに感情移入する人で、

非常に、涙もろい。

 

 

特に好きでなかったけど、

テレビでよく観てた俳優さんや芸人さんが亡くなっても、

 

悲しくて、涙が出て、

しばらく泣いて、動揺するし、

 

 

一作品しか見た事ないけど、

面白かった漫画の漫画家さんが、亡くなった時も、

 

いつも悲しくて、

顔も知らないのに、

あまり好きでなかった俳優さんや芸人さんの死よりも、ショック受けて、

 

しばらく泣いて、立ち直れなかった。

 

 

そんな子だったから、

小さい頃から、鈍感な母親には、

 

「女の子は、すぐ泣くから、めんどくさい」

 

と言われてきた。

 

 

アラフィフになった今でも、変わらず、

 

「悲しい」っちゃ、泣き、

「苦しい」っちゃ、泣き、

「可笑しい」っちゃ、笑い泣きし、

「うれしい」っちゃ、うれし泣きする

人やのに・・・

 

 

~~~

 

 

「鳥山先生」は、

わたしの10代の青春の一つで、

漫画だけでなく、ゲームも合わせると、

 

ドラゴンボール」、

ドラゴンクエスト」、

クロノトリガー」、

「トバルNo.1」

 

と、

大人になっても、楽しませてくれた人やった。

 

 

一番の転機は、

 

「漫画は害悪」

「漫画を読むと頭が悪くなる」

 

と言われてた、小学生時代に、

 

 

弟が、友達にもらった、

カバーもない、古い

ドラゴンボール3巻」

を読んで、

 

「なんて面白いんだ!」

「絵なのに、動いて見える!」

「一コマ一コマが、美しい!」

「漫画は、芸術だ!!!」

 

と、大感激した事である。

 

 

うっかり、大衆に感化されそうになっていたわたしが、

コロッと、オタクの世界に入り込んでしまったのが、

この「ドラゴンボール3巻」との初対面だった。

 

 

 

それから、

「夢なんてない」

と、小学生にして、すれて、世間に絶望してたわたしが、

※既に両親は離婚し、引っ越ししてた

 

 

「漫画家になりたい✨」

 

「ジャンプで連載して、

鳥山明先生にお会いしたい✨」

 

という夢まで抱かせてくれた。

 

 

 

それから、絵の基礎なんかできてないのに、

 

母子家庭の少ないお小遣いから、

ドラゴンボールの新巻」が出れば、

すぐに買いに走って、

※ジャンプを毎週買う余裕はなかった

 

 

何度も読んで、

 

何度も模写して、

 

何度も見て、絵の技法を、見て盗んで、

 

とかしてた。

 

 

 

大人になるまでは、

ドラゴンボール」しか、目になかった。

 

 

 

ある日、限界を感じ、

 

「他の漫画の先生のも参考にしてみよう」

 

とか、

 

「基礎ができてない。

 

写真を見て、デッサンからだ!」

 

とか、

 

「体の構造が分かってないから、

動きが描けない。」

 

と、人体の本を買ってきて、

筋肉の付き方の勉強をしたり、

 

ブックオフ」ができて、

「漫画の描き方」

の本があれば、

 

躊躇なく買って、勉強したり、

 

 

その面でも、わたしの青春の一部だった。

 

 

 

 

結局、30代になっても、

「ネーム」しか描けなかった事と、

 

(精神的な) 病気で、体力も精神力も、

スタミナがあまりなくなった事で、

 

「あ、漫画家、向いてない。」

 

と、きっぱり、諦めた。

 

(この頃には、目が肥えていたから、

自分の才能のなさも、珍しく、客観視できた)

 

 

 

「でも、絵を描くのは好きだから、

イラストレーターになろう!」

 

と、頑張ろうと、pixivなどに載せて見たが、

 

 

「イラスト」だけやってきた人との、

圧倒的な力の差を見せ付けられ、

 

「今は、素人でも、ここまでのレベルなのか・・・・・・」

 

とショックを受け、

 

 

結局、

「病気のリハビリの為の趣味」

として、落ち着いた。

※絵を描くと、心が少し元気になれた

 

 

~~~

 

 

・・・・・・と、

 

ここまで、わたしの人生に、大きな影響を与えた人故、

 

心が、まだ

「一気に受け入れるのは危険」

と、

拒んでいるのかもしれない。