さちブログ

パニック障害、アスペルガー、場面緘黙を抱えながら、自己肯定感を持てるようになるまで綴るわたしの日記。

「鳥山明」先生が亡くなって、やっと涙が出た。

 

大分、ブログに書けるまで、落ち着いてきたので。

 

まあ、今も、泣きながら書いてるんですけど・・・・・・

 

 

~~~

 

 

昨日の夜、スマホYouTubeをつけたら、

 

ドラゴンボール超」の絵を描いてらっしゃる「とよたろう」さんの投稿が出てて、

 

鳥山明先生と、最後のやり取りをした原稿」

 

ってのと、解説が付いていました。

 

 

 

場面は、多分、幼稚園?に、

パンちゃんを迎えに、孫くんと、悟飯くんと、ピッコロさんが来た場面で、

 

 

全て、会話無しだったのですが、

 

 

孫くんとパンちゃんが、

「よーい、ドン!」みたいな感じで、

舞空術で飛んでったのに対し、

 

悟飯くんが、

「ちょっと、二人共ーー!💦」

みたいな感じで、追い掛けて、

 

パンちゃんのバッグを肩に掛けたピッコロさんが、

少し体を傾けて、振り替えって、

「じゃあ」

みたいな感じで、手を上げて、飛んだ後、

 

飛んでいるピッコロさんの後ろに、

地面に、小さく見える、幼稚園の先生みたいな女性が、

バイバイをするシーンで終わり、

 

 

コマの外に、

 

「次号より休載します」

 

という文で終わっていました。

 

 

 

恐らく、鳥山明先生が急死された事からの「お休み」でしょう。

 

 

基本、描いてるのは、とよたろうさんですが、

鳥山先生は「監修」という形で、

足りない所は、指摘してもらって、

二人三脚で描かれていたそうです。

 

 

 

そこまでで、1Pだったのですが、

 

 

その後に、別の似た原稿が出て、

 

とよたろう

「最初に、僕が考えたのは、こちらでした。」

 

と、似た原稿が紹介されました。

 

 

そこには、

 

みんなが、次々と飛び立ち、

最後には、小さくなっていく所で、終わっていました。

 

 

 

それを見た時、

 

「そういえば、

『神様と融合』した後、

ピッコロさん、ポポさんに、

『じゃあ、行ってくる。』

って、同じポーズしてたな」

 

「確かに、鳥山先生なら、

そう描くわな。」

 

「ピッコロさんは、根は真面目な人だし、

神様と融合して、丸くなったから、

 

挨拶を忘れて飛んでった3人に対し、

 

『やれやれ、あいつらは・・・』

 

って感じで、

 

『じゃあ、オレが挨拶しておくか。

じゃあ。』

 

って感じなのも、

確かに、厳しくも優しい、ピッコロさんらしい。」

 

と思いました。

 

 

 

描いてるのは、鳥山明先生でなくても、

 

鳥山先生の「ドラゴンボールらしさ」を失わないようにして欲しいという意思を、しっかりと感じ取ったし、

 

この終わり方のほうが、

「現Z戦士達の格闘術や正しい心が、未来のZ戦士(パン)に引き継がれてる」

のを感じたし、

 

 

飛べるか飛べないかで、

「Z戦士と一般人」

との比較が、はっきりされているのに、

 

幼稚園の先生が、遠くに、小さく映っても、

手を振っている事で、

 

両者に、力の差はあっても、

心は通じ合っている

のを感じました。

 

 

この辺では、

 


「やっぱり、鳥山先生は、スゴいなーー!💠💠」

 


と感心していたのですが、

 

 

鳥山明先生が亡くなった事による、

最期の監修の原稿」

としては、

 

「Z戦士達」=鳥山明先生の生み出したキャラ達

「幼稚園の先生」=それに楽しませてもらった、私達、名もなき一般読者の代表

 

にも見える事に気付きました。

 

 

少し、胸が苦しくなった所で、

 

最後の

「次号より休載します。」

で、

 

わたしは、

鳥山明先生が亡くなった事を、強烈に感じ取り、

 

 

また、

 

鳥山先生が、自ら修正を指摘した原稿と、

自ら生み出したキャラ達と共に、

 

みんなと一緒に、お空に、小さく消えていったような気がしました。

 

 

そして、地面に取り残されても、

遠くから、小さな姿で、手を振り続けてる幼稚園の先生が、

 

先生が亡くなった事を悼む、

わたし達ファンに思えました。

 

 

 

その時、

今まで、脳が、必死に、誤魔化して、現実感ないようにしてくれていたのに、

 

とうとう、わたしは、先生の死を自覚してしまいました。

 

 

 

その瞬間、

涙がこぼれて、あふれて、止まらなくなりました。

 

 

 

辛くて、辛くて、

 

どうして、代わりに、

何の、誰の役にも立てない、わたしの命を、持っていってくれなかったんだろう?

 

と悔しくなりました。